レクサス初のBEV専用モデル RZをチェック!

レクサスの電気自動車 RZ450e の出来栄えは?

今日はお世話になっているディーラーにクルマを預けていたので、待っている間にレクサス初のBEV専用モデルのRZを試乗させてもらいました。電気自動車の試乗は初めてではないので、特有の加速性能はよく知っていたつもりですが、改めて試乗すると、ガソリン車の方が「もたつく」印象を持ってしまうくらい、気持ちの良いスムーズな加速感を味わえました。

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エクステリア、インテリアを確認していきます。RZの特徴と言えば、レクサスのアイデンティティである「スピンドルグリル」から「スピンドルボディ」に表現が変更になった点です。内燃機関のように冷却効果を必要としないため、グリルとボディが一体化したデザインになっています。また、ソリッドブラックのバイトーンカラーが設定されていることで、一体化がより強調されています。

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標準装備では前後20インチのホイールを履いていますが、メーカーオプションで18インチと20インチのデザインと塗装の異なるホイールも設定されています。

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インテリアでは、センターコンソールにレクサス初のダイヤルシフトノブが配置されています。ダイヤル形状はシンプルでまとまったデザインですが、操作には多少の慣れが必要です。
残念なのは助手席前にグローブボックスが無いので、車検証などはトランクスペースに入れるしかないようです。

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後部のセンターコンソールにはType-CのUSB端子を2個、アクセサリーコンセントとHDMI端子を1個と、BEVらしく電気供給には事足りる装備になっています。また、ディーラーオプションになりますが、毛足の長い生地のフロアマットに高級感を感じます。

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ルーフはパノラマルーフを採用しており、開放感のある室内になっています。また調光機能のあるガラスとなっているため、暑い、眩しいといったことはなさそうです。残念ながら、開閉はできないとのことでした。

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RZはRZ450eの1モデルのみ、グレードは“version L”のみとなるため、モデルとグレードの選択肢はありません。モデルの特性上、“F SPORT”の設定は無いにしても、ベースグレードか、同じBEVのUX300eと同様に“version C”くらいは設定してほしいところです。発売と同時に500台限定の特別仕様車“First Edition”が販売を開始しましたが、今後のグレード追加や特別仕様車の登場にも期待したいと思います。

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【試乗車スペック】
車種:レクサス RZ450e(XEBM15型)
グレード:version L
モーター:交流同期電動機
最高出力:313ps
最大トルク:44.3kgm
年式:2023年式
ボディカラー:ブラック&イーサーメタリック
全長×全幅×全高:4,805mm×1,895mm×1,635mm
車両本体価格:8,800,000円

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