待ってました!レクサス LBX MORIZO RR 発売!
レクサス初の6速MT採用する、ハイパフォーマンスモデルが登場!
レクサスが今年1月に東京オートサロンに出展した「LBX MORIZO RR CONCEPT」の国内バージョンが7月に発表され、「LBX MORIZO RR」として発売されることになりました。特殊なモデルなので、個人的には数量限定モデルで発売されると予想していたのですが、まさかラインナップの1台として追加されるとは思いませんでした。この記事では通常LBXとの内外装の違いについて見ていきます。
寸法比較をしてみると、全長は4,190mmと同値ですが、全幅は+15mmで1,840mm、全高は-10mmの1,535mmとなっており、ワイド&ローのスポーティなプロポーションに変更されています。空力と冷却性能向上のため、専用グリル・フロントバンパーが採用されています。
大口径マフラーが装備されており、それに併せてリヤバンパーも専用設定されています。フェンダーアーチモールはボディ同色となっており、装備が差別化されている箇所が多く存在しています。
今年発売された GR ヤリスと同一の1.6L直列3気筒ターボエンジンが採用され、通常LBXの1.5L直列3気筒ハイブリッドとは一線を画すハイパフォーマンスマシンになっています。レーシングドライバーが開発に協力したこともあり、基本性能は徹底的に磨き上げられました。
タイヤはスポーツ走行を想定して、サイズがアップしています。ブレーキキャリパーは「F」「F SPORT」ではオレンジ塗装のため(RC F PPはレッドキャリパー)、レクサスのブレーキキャリパーはオレンジのイメージが強いですが、本モデルではレッドキャリパーを採用されています。また、100台限定の抽選販売になりますが、“Bespoke Build”ではモリゾウのシグネチャーカラーであるイエローのブレーキキャリパーが設定されています。
トランスミッションは、日本国内ではレクサス初となる6速MTが採用されています。パーキングブレーキが坂道発進やスポーツ走行に適した手引き式となっているのもポイントです。8速ATの設定もあるため、ユーザーの好みに合わせた選択も可能となっています。
リアシートの足元はそこまで広くありませんが、コンパクトカーと割り切れば気にならないレベルです。また、インテリアの各所にレッドステッチがあしらわれており、スポーティな雰囲気が演出されているのも通常LBXとは異なる仕様になっています。
コンセプトモデルのグリルメッキモールやシートベルトのイエローカラーは見送られたようですが、「MORIZO」の名を冠するのであれば、今後追加設定されても良いのではないかと思いました。
レクサスは乗り心地や静粛性を強調するモデルが多いですが、このような走りに特化したモデルも新しい試みとして楽しみな一台ではないでしょうか。
【展示車スペック】
車種:レクサス LBX MORIZO RR(GAYA16型)
グレード:—
エンジン:直列3気筒 1.618 L ターボエンジン
最高出力:304ps
最大トルク:40.8kgm
年式:2024年式
ボディカラー:ホワイトノーヴァガラスフレーク&ブラック
全長×全幅×全高:4,190mm×1,840mm×1,535mm
車両本体価格:6,500,000円