ポルシェ・マカンがフルモデルチェンジでEVに!
果たして、生まれ変わったポルシェ・マカンは!?
先日、ポルシェセンターみなとみらいで新型マカンのプレビューイベントが開催されるという情報を知り、せっかくの機会でしたので見に行くことにしました。ショールーム内は認定中古車がたくさん展示されていたので、まずはそちらから見ていくことにします。ちなみに、認定中古車の販売価格と在庫状況は全て展示当時のものですので、あくまでご参考としてご覧ください。
タイカン ターボ S 2024年式 車両価格:¥18,800,000
ショールームで最初にお迎えしてくれた車両は、人気のクレヨンカラーを纏ったタイカン。シートはボルドーレッドになっており、スポーティなカラーの組み合わせになっています。
タイカン4 クロスツーリスモ 2024年式 車両価格:¥15,800,000
ジェットブラックメタリックなボディカラーのタイカン。通常のブラックと違い、煌びやかな光沢のあるブラックがとても綺麗です。
カイエン ターボ 2019年式 車両価格:¥10,500,000
トップグレードのカイエン ターボ。新車で購入するよりも、かなりお買い得かもしれません。
マカン GTS 2024年式 車両価格:¥13,900,000
新型マカンはEVのみですが、来年中までは先代モデルのガソリン車と併売するとのことで、ガソリン車のマカンを今の内に購入しておきたいというユーザーも多く、先代マカンのオーダーや認定中古車の問い合わせが増えているとのことでした。
そして、こちらがフルモデルチェンジした新型マカンです。前述の通り全グレードがEVとなり、ポルシェのモデルラインナップの中で、タイカンに次いで2台目のフル電動モデルになります。すぐ上の先代マカンの写真と比べると、一目で先進的なデザインに生まれ変わったことがよく分かります。
ヘッドライトは珍しいレイアウトで、4灯のデイタイムランニングライトは上部に、バンパー内にメインのヘッドライトが設置されています。
新型マカンはマカン/マカン4/マカン4S/マカン・ターボの4グレードの構成となっていますが、売れ筋はこの展示車のマカン4だとスタッフの方に教えていただきました。トップグレードのマカン・ターボは最高速、パワーは4グレードの中で最も優れているのですが、EVとして重要になる航続距離が一番短い。ベースグレードのマカンは車両価格は一番安いが、SUVとして悪路走破性を求める場合、4グレード中唯一の後輪駆動(他の3グレードは全て四輪駆動)であることを考えると、コスパと使い勝手からマカン4がベストグレードという説明を受けました。もちろんこれはスタッフのご意見ですので、購入される方はご自身のニーズに合わせたマカンをお選びください。
タイカン、マカンとポルシェのフル電動モデルが登場しましたが、718シリーズ(ボクスター/ケイマン)がそれに続くと予告されています。ポルシェの中でも911に次いで人気の高い718シリーズを、スポーツカーEVとしてどう成功に導くのかを期待したいと思います。余談ですが、2025年3月に開催される「東京マラソン2025」で、この新型マカンがランナーを先導するオフィシャルカーとして使用される予定です。たくさんの人の目に触れる機会なので、売れ行きにも繋がることを期待しましょう。
【展示車スペック】
車種:ポルシェ・マカン 4 エレクトリック(XAB型)
グレード:—
モーター:永久磁石同期電動機
最高出力:408ps
最大トルク:66.3kgm
年式:2024年式
ボディカラー:プロヴァンス
全長×全幅×全高:4,784mm×1,938mm×1,622mm
車両本体価格:10,450,000円