レクサスRC350を2カ月所有してみた感想
レクサスのスポーツクーペ RCを所有してみて
レクサスRCを所有して約2カ月が経過したので、素人での目線でインプレッションを述べていきます。RCを購入検討している方は参考にしてもらえると嬉しいです。
感想を述べる前に納車時の記事でも書きましたが、オプションでオーダーしていたTRDの「エアロダイナミクスミラーカバー」が納車から2カ月遅れで装着することができ、無事に愛車のRCは完成形となりました。このミラーカバーを着けるだけでも見た目がスポーティになり、空力に効果がありそうです。
<ついに納車! レクサス RC350!!の記事はこちら>
では、愛車RCを様々な角度から見ていきます。
①走り
RCにはV6 3.5Lと直列4気筒 2.0Lターボ、2.5Lハイブリッドの計3種類のエンジンがラインナップされていますが、筆者のRCが搭載するV6 3.5Lでは、3種類のエンジンの中で最も力強い加速感を味わうことができます。他の2種類のエンジンよりも、より優れた加速力や重厚感のあるエンジンサウンドを楽しめるのは大変満足しています。
②エクステリア
筆者の前愛車のISもスポーツセダンであるため低く構えたスタイリングでしたが、RCの最低地上高はISの135mmに対してさらに10mm低くスポーティなルックスです。クーペらしい流れるようなプロポーションも魅力です。
③燃費
筆者の愛車RC350は、前述の通り3種類のエンジンの中でも最も排気量の大きい3.5Lですが、走りに優位性がある分、燃費には不満を感じています。カタログ値では10.2km/Lですが、実際の平均燃費は7km/Lほどで、遠出した際は出先で意識的にガソリンスタンドを探す必要がありそうです。
④インテリア
RCは2014年にデビューしましたが、ディスプレイのワイド化、及びタッチパネルの採用、サイドのエアコン吹き出し口が角形から丸形に変更された以外は、これまで大きな変更はありません。言い換えると2014年当時のデザインのままのため、やや古さを感じてしまいます。まさに上述した変更点以外は、2015年式の前愛車ISと同じデザインになっています。
少し話は逸れますが、TRDのスポーツマフラーとリヤディフューザーをディーラーオプションで装着したところ、これがノーマルよりも非常にスポーティで迫力のあるルックスに変わるのでお薦めです。ちなみに、マフラーとリヤディフューザーは同時装着が必須となっており、どちらか片方のみの装着は不可となっています。
⑤総評
個人的には燃費以外は概ね不満はありません。ちょっと風を切るような走りをしたい時や、お洒落な場所に向かう時など、このRCはシームレスで万能なクルマだと思いました。また、RCの車幅が1,840mmであるため、一般的な機械式駐車場の車幅制限である1,850mmにも収まるサイズで、駐車場に困ることも少ないと思われます。筆者はV6 3.5Lを選択しましたが、燃費を気にされる方は2.5Lハイブリッドもありますし、扱いやすい2.0Lターボもあるので、オーナーの好みでエンジンを選択できる嬉しい設定になっています。次期モデルの噂は全く聞こえてこないので、恐らく現行RCが最終型だと思いますが、これから大事にこのレクサスのピュアスポーツクーペを楽しませてもらおうと思っています。
ここからは番外編です。ボディカラーのヒートブルーの塗装の美しさを長く持続させるために、キーパーラボでコーティングを施工してきました。おかげで美しい艶のあるカラーになり、大変満足しています。
最後に、普段お世話になっている歯科医師さんの愛車、GRスープラとコラボ撮影させてもらいました。クルマが大好きな歯医者さんで、診療に行く度にクルマの話が尽きません。スープラとRCの国産車クーペ同士を隣合わせにしましたが、両モデル共に流麗なスタイリングと鮮やかなカラーが目を引きます。
自動車の形態の中ではクーペは使い勝手が良い方ではありませんが、動力性能や魅力的なスタイリングではクーペの右に出る形態はないでしょう。どの自動車メーカーもSUVが主力となっていて、クーペは一部のマニア向けのクルマになっていますが、各メーカーで万人が支持するクーペを作り続けてほしいと願っています。