レクサス新型IS テストドライブ
新型ISの実力は如何に!?
2020年11月に2度目のマイナーチェンジを果たしたレクサスIS。
2度目の今回はビックマイナーチェンジとなり、主にエクステリアをメインに変更が施されました。
<新型ISの記事はこちら>
今回は「LEXUS MEETS…」の「TOUCH & DRIVE」で、新型ISの試乗体験です。
この車両に見覚えがあったのでスタッフの方に確認したところ、以前に「LEXUS MEETS…」の店内に展示されていた車両でした!
【関連記事はこちら】
このISはモデルで言うと「3代目後期型」に相当するわけですが、「3代目前期型」を愛車として所有する者として、どのような違いがあるのかを確認したいと思いました(ちなみに、3代目ISには2016年にマイナーチェンジした中期型も存在しています)。
1.加速力
試乗車は私が所有しているISと同じ300hのエンジンですが、よりスポーティな走りを実現するためにリファインされました。今回は一般道を走行しただけですので実感できませんでしたが、ストレスの無い加速感は味わえました。トルク、馬力は従来値から変更はありません。
2.乗り心地
タイヤサイズは18インチから19インチにサイズアップされ、従来型と比べると若干の突き上げ感を感じます。試乗車の「version L」は前後ともタイヤサイズが235/40R19なのに対して、「F SPORT」では後輪が265/35R19となるため、「F SPORT」の方がより突き上げ感が顕著になると思います。
3.車両感覚
ボディサイズは従来モデルから全長と全幅は+30mm、全高は+5mmとそれぞれ長くなっていますが、実際にそこまでのサイズアップは感じませんでした。それよりも、外から見たエクステリアの印象がこれまでとは大きく異なり、ワイド&ローのシルエットがスポーティでとても格好良いです。
4.ワイドディプレイ (10.3インチ)
ディスプレイがとても大きく見やすくなりました。前方の視界を遮ることがなく、さらにタッチ操作も可能になり、タッチパッド式の操作に慣れていない私としては、とても有難い追加設定です。
5.パノラミックビューモニター
従来型には無かった安全装備で、今回の試乗車にはオプション装備されていました。そうとは知らずに、ギアをリバースに入れた時に、目の前のワイドディスプレイに周囲の状況が表示されたので驚いてしまいました。駐車が苦手な方にはお薦めのオプションです。
今回は夜の試乗となり、昼間の渋滞もなく気持ち良く試乗体験ができました。レクサスのモデルの中では、RX、NXといったSUVが販売の主力となっていますが、ISも好調なセールスを続けております。セダン市場の一条の光になることを期待したいと思います。
【試乗車スペック】
車種:レクサス IS300h(AVE30型)
グレード:version L
エンジン:直列4気筒 2.493 L(ハイブリッド)
最高出力:178ps
最大トルク:22.5kgm
年式:2020年式
ボディカラー:ソニックイリジウム
全長×全幅×全高:4,710mm×1,840mm×1,435mm
車両本体価格:6,000,000円