レクサスLC「AVIATION」は特別な一台
レクサスLC 特別仕様車「AVIATION」発売
LCの特別仕様車「AVIATION」が、2021年1月に発売になりました。今回の特別仕様車は空力に重点を置いた仕様で、ボディカラーはホワイトノーヴァガラスフレーク、ブラック、ソニックシルバーの3色が設定されています。日本国内のみの発売で、わずか70台限定となっており、販売自体は既に終了しています。
この特別仕様車「AVIATION」(アヴィエイションと読むそうです…英語は苦手です)は「飛行」という意味で、レクサスとスポンサー契約を結んでいるエアロバティック・パイロット 室屋 義秀選手から着想を得たCFRPリヤウィングが、専用装備として採用されました。純正装備とは思えないような形状のリヤウイングですが、空力性能の向上に大きく貢献しています。
スピンドルグリルはブラック塗装されており、この艶感がスピンドルグリルをより華やかな印象にしてくれます。個人的には、この艶がとてもオシャレでラグジュアリーだと思います。
ブラック塗装されたホイールはベースモデルとは異なるデザインで、精悍なイメージがさらに強調されています。スピンドルグリル同様に、ブラックの艶感が目を引きます。
ベースモデル (「L Package」を除く) と同様にルーフはCFRPが採用されており、軽量化と高剛性化を両立させています。
この展示車は乗り込み禁止でインテリアの撮影ができなかったため、メーカー画像になりますが、インテリアにはステアリングやシフトノブ、ドアトリムなどにアルカンターラ素材が使われており、ベースモデル以上に上質な雰囲気が味わえます。
この「AVIATION」の車両価格はLC500が1,500万円、LC500hが1,546万円となっており、ベースモデル(標準車)の約150万円アップとなっています。内外装の仕様の考えれば、お買い得な特別仕様車と言えるでしょう。
LCは2017年に発売以来、およそ年1回ペースで特別仕様車を発売していますが、限定台数自体が少ないため、中古車市場でもあまり見られないのが実情です。中古車でLCを購入検討中の方は、特別仕様車を運良く見付けられた時は購入のチャンスかもしれません。
【展示車スペック】
車種:レクサス LC500h(GWZ10型)
グレード:特別仕様車“AVIATION”
エンジン:V型6気筒 3.456 L(ハイブリッド)
最高出力:299ps
最大トルク:36.3kgm
ボディカラー:ブラック
インテリアカラー:AVIATION Black
全長×全幅×全高:4,770mm×1,920mm×1,345mm
車両本体価格:15,460,000円