レクサスES「F SPORT」も見てみる
展示車のESもチェック!
前回にレクサスESを試乗した記事を書きましたが、ディーラー内の展示車のESもチェックしてみます。
<レクサスESをテストドライブ!の記事はこちら>
試乗後は展示車のESのチェックの前に、オーナーズサロンで一息入れることにしました。長年に渡ってオーナーズサロンを使わせていただいていますが、居心地の良い落ち着きのある空間が、オーナーとしては嬉しい点です。ライバルのドイツ勢ディーラーにはこのようなサロンが無いので、レクサスにはクルマ以外の利点もあったりします。
試乗したESのグレードは「version L」でしたが、展示車の方は「F SPORT」になります。「version L」とのエクステリアの違いは、スピンドルグリルのデザインがメッシュタイプになっていたり、サイドガーニッシュがダークグレーメタリックに塗装されていたりと、スポーティな印象が強くなっています。また「F SPORT」のみ、今回のマイナーチェンジ(以下MC)でオレンジブレーキキャリパーがメーカーオプションで選択できるようになりました。またボディカラーは、昨年ISのMCで新色として登場したソニッククロムとソニックイリジウムの2色が、今回のMCで採用されることになりました(展示車のボディカラーはソニッククロム)。
インテリアは「F SPORT」専用のフレアレッドカラーが、スポーツマインドを掻き立ててくれます。また、オーナメントパネルの素材は本アルミですが、日本刀の刀文(はもん)を思わせるような加工がされており、「version L」との差別化を図った専用装備がされています。
ESは日本でレクサスブランドとして発売されたのは2018年ですが、北米でレクサスブランドが立ち上がった1989年当初からラインナップされている歴史あるモデルです。デジタルアウターミラーを世界で初めて採用するなどエポックメイキングなクルマですので、MCして洗練されたESをぜひ体感してみてください。
【展示車スペック】
車種:レクサス ES300h(AXZH10型)
グレード:F SPORT
エンジン:直列4気筒 2.487 L(ハイブリッド)
最高出力:178ps
最大トルク:22.5kgm
年式:2021年式
ボディカラー:ソニッククロム
全長×全幅×全高:4,975mm×1,865mm×1,445mm
車両本体価格:6,510,000円