レクサスLSの魅力を改めて確認してみる
レクサスフラッグシップセダンの魅力を再検証
レクサスLSの現行型(5代目)は2017年に発売され、熟成の域に達したレクサスのフラッグシップセダンの魅力を改めて検証したいと思います。LSは2021年に高度運転支援技術「Lexus Teammate」の「Advanced Drive」の搭載が最も大きなトピックスですが、現在でも「Advanced Drive」が搭載されたレクサス車はLSのみとなっており、LSをレクサスの中でも特別な位置付けとしている証とも言えます。
全長は現行レクサス全モデル最長の5,235mm。先代の全長は標準とロングボディとの2サイズ設定でしたが、現行モデルは標準1サイズのみになります。
「F SPORT」以外はロードノイズを低減するノイズリダクションアルミホイールが採用されており、静粛性の向上が図られています。ちなみにこのスパッタリング塗装のホイールは、メーカーオプションになっています。
インテリアはプレミアム感満載な空間が演出されています。
切子調カットガラスのオーナメントパネルが、非常に綺麗で見惚れてしまいます。メーカーオプションで切子調カットガラスを選択すると、グリムゾンカラーのハンドプリーツドアトリムとの組み合わせとなり、室内の質感を一層高めてくれます。オーナメントパネルはその他にもプラチナ箔などが用意されており、高級感のあるラインナップになっています(グレードによって選択制限あり)。
ドライバーズカーだけでなく、ショーファードリブンとしての側面もあるLS。リヤシートには左右に11.6インチのディスプレイ、ゆとりのあるレッグスペース、リラクゼーション機能と充実した装備で、車内で快適に過ごせる環境が整っています(「EXECUTIVE」と「EXECUTIVE Advanced Drive」に標準装備)。
レクサスLSには直接のライバルとして、メルセデスベンツ・Sクラス、BMW・7シリーズといった存在しています。ドイツ勢と比較しての優劣は一言では語れませんが、強力なライバル達を相手に、LSの強みを活かしつつ対抗し続けてほしいです。
【展示車スペック】
車種:レクサス LS500h(GVF55型)
グレード:EXECUTIVE Advanced Drive
エンジン:V型6気筒 3.456 L(ハイブリッド)
最高出力:299ps
最大トルク:36.3kgm
年式:2021年式
ボディカラー:グラファイトブラックガラスフレーク
全長×全幅×全高:5,235mm×1,900mm×1,460mm
車両本体価格:17,920,000円