アストンマーティン DBX707 はSUVではない!?
強烈過ぎる加速!!
今回は「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」にて開催された、アストンマーティン DBX707 を試乗会に参加してきました。アストンマーティンのモデルを試乗することは初めてですので、かなり楽しみです。その前に、カハラ・ホテルのすぐ近くの「Audi みなとみらい」に立ち寄って、併設されている「Audi Delight Cafe」で腹ごしらえをすることにしました。
「Audi みなとみらい」は非常に規模が大きいショールームとなっており、新車、中古車の展示台数も多く、アウディのモデルを数多く確認することができます。グッズの販売もしており、アウディファンには満足度の高い施設になっています。
「Audi Delight Cafe」は、ハンバーガーやパスタといったカフェメニューが中心です。自動車ディーラーに併設されているからと侮るなかれ、普通のカフェと比べても十分美味しい。また、この場所にカフェがあると知られていないからなのか、穴場スポットでもあります。暑さが落ち着いたら、テラス席を利用するのもアリだと思いました。
お腹も満たされたのでカハラ・ホテルに移動して、本日の目的であるアストンマーティン DBX707 の試乗会場に向かいます。DBX707はアストンマーティン初のSUVモデルとなったDBXの進化版ですが、車名の707はこのモデルの最高出力を表しています。SUVであってもスポーツカーに見えるルックスが、スポーツカーメーカーのアストンマーティンらしいです。
この写真では分かりづらいですが、ルーフはガラス製となっています。羽目ごろし窓になっているため、開閉はできませんが、室内にいると開放感があります。
カハラ・ホテルをスタート/ゴール地点とし、大黒PAで折り返すのが試乗コースになりますが、往路ではSUPER GTなどで活躍されていた、レーシングドライバーの久保凜太郎さんがドライブしてくださいました。プロドライバーの運転はさすがにスムーズで、安心感のある走りを間近で見させてもらいました。
復路は筆者に運転させてもらいました。最大トルクから発生される圧倒的な加速は、瞬く間に制限速度限界まで達し、ドライブモードをデフォルトの「GT」から「Sport」に変えた途端、野太いサウンドが響き、まるでスポーツカーを運転しているかのような気分にさせてくれます。
今回、DBX707を試乗した感想ですが、良い意味でSUVというよりスポーツカーでした。走りやエンジンパワーとサウンド、ルックス、どれを取ってもスポーツカーライクという言葉が相応しいという印象です。
セールスからは、DBX707のライバルは「ランボルギーニ・ウルス」や「ポルシェ・カイエン ターボGT」とお聞きしました。その時に言葉では出ませんでしたが、今年から発売される「フェラーリ・プロサングエ」もその中に入ってくるはずです。ライバル達とスーパーSUV対決を制するのはどのモデルなのか、今後注目したいと思います。
【試乗車スペック】
車種:アストンマーティン・DBX707
グレード:—
エンジン:V型8気筒 3.982 L ツインターボ
最高出力:707ps
最大トルク:91.8kgm
ボディカラー:エイペクスグレイ(展示車はサテンチタニウムグレイ)
全長×全幅×全高:5,039mm×1,998mm×1,680mm
車両本体価格:32,900,000円