レクサス RZ450e 特別仕様車“F SPORT Performance” が限定発売!
市販化にはあの人の言葉が!
東京オートサロン2024で初披露されたレクサス RZ450e 特別仕様車“F SPORT Performance”。この特別仕様車は一年前の東京オートサロン2023に出展した「RZ SPORT CONCEPT」がベースとなっていますが、豊田章男社長(当時)の市販化を後押しする発言から、今回のモデルの発売に至りました。
車両開発の空力をエアレース・パイロットの室屋義秀選手と、走行性能をレーシングドライバーの佐々木雅弘選手と行うことで、高度な空力性能と走りの実現に繋げています。
このモデルで目をひくのがカーボンフードバルジで、ベースモデルと比べると非常に迫力あるフォルムに変化しています。その他にもルーフ、ウイング、ターニングベインなど17点の専用エアロパーツにカーボンを使用しており、空力性能を極限まで高められた仕様になっています。
マットブラックに塗装された21インチアルミホイールは、「RZ SPORT CONCEPT」のレイズ製からENKEI製に変更になりました。鮮やかなブルーのブレーキキャリパーと相まって、足元が引き締まった印象になっています。
インテリアはブラックとブルーの専用カラーに、シートはブルーステッチが入ったウルトラスエードの新規設定となっており、新鮮なイメージが感じられました。また、「RZ SPORT CONCEPT」ではレカロ製フルバケットシートを装備していましたが、市販化ではそれは見送られたようです。
エクステリアカラーの設定は一色ですが、LC500 特別仕様車“EDGE” で初めて採用された「HAKUGIN(白銀)」にブラックを組み合わせて、ブルーをアクセントに加えたスポーティな配色になっています。
レクサス RZ450e 特別仕様車“F SPORT Performance”は100台限定の抽選販売となり、2024年2月19日まで抽選申し込みを受け付けて当選者のみ商談できるという、オーナーとなるにはかなり狭き門になっています。同じエクステリアカラー「HAKUGIN(白銀)」のLC 特別仕様車”EDGE”は60台限定でしたので、それよりは多いものの、レクサスの限定台数の設定が毎回少な過ぎるのが気になります。今後このような特別仕様車には台数設定をもう少し増やしてもらい、多くのオーナーに乗ってほしいものです。
【展示車スペック】
車種:レクサス RZ450e(XEBM15型)
グレード:特別仕様車 “F SPORT Performance”
モーター:交流同期電動機
最高出力:313ps
最大トルク:44.3kgm
年式:2024年式
ボディカラー:HAKUGIN
全長×全幅×全高:4,860mm×1,965mm×1,625mm
車両本体価格:11,800,000円