レクサス GX550登場！

GX550“OVERTRAIL+も抽選販売！？

レクサスは2023年にアウトドアスタイルを目指した戦略「OVERTRAIL PROJECT」を立ち上げて、販売好調なSUVを中心に、オフロードに特化したコンセプトモデルを次々と発表しています。そして2024年になり、このプロジェクトを象徴する2モデルが発売になりました。

①　GX550 “OVERTRAIL+”

一台目のGXはレクサスSUVのフラッグシップモデルのLXに次ぐサイズのSUVで、2024年秋頃に今回の3代目から日本に導入されることになりました。それに先駆けて、GX550“OVERTRAIL+”が100台限定で抽選販売されることになりました（抽選は2024年5月に終了しています）。もちろん当選者のみが商談の権利を得られるのですが、それにしても最近のレクサスはこの抽選のパターンが多いですね。一見で堅牢性と走破性の高い印象を持ちましたが、レクサスらしい高級感も感じるプレミアムSUVです。

マットグレーに塗装された18インチのアルミホイール。メーカーと共同開発されたタイヤサイズは265/65R18で、オフロード走行を意識したオールテレーンタイヤとなっています。

高い視認性とシンプルな配置構成で、悪路でも運転に集中できるコックピットとなっています。ゆったり乗れる上質な室内空間も魅力の一つになっています。

秋頃の通常販売では、ラグジュアリー仕様の”version L”が追加される予定のGX。発売時は納車までの時間がかかることが懸念されますが、街中やアウトドアシーンでGXの走行する姿が見られるのが今から楽しみです。

②NX450h＋“OVERTRAIL”

二台目はNXですが、今年の年次改良実施に伴い、新たに“OVERTRAIL”のグレードが追加されました。個人的には2022年にコンセプトモデルとして発表された「NX PHEV オフロード コンセプト」が市販化された形だと思っています。

マットブラック塗装の“OVERTRAIL”専用スピンドルグリルに加えて、ドアミラーやドアハンドル、ルーフレールなど各所がブラック塗装されており、これまでのNXとは違って精悍な印象です。また、ボディカラーのムーンデザートは新規設定で、“OVERTRAIL”専用色となっています。

GXと同様、マットブラック塗装の専用アルミホイールと18インチオールテレインタイヤを採用しています。また、オフロード走行に対応するため、標準仕様より15mm高い地上高になっています。

NXの4つのエンジンラインナップの内、NX450h+、NX350h、NX350に“OVERTRAIL”が設定されているので、プラグインハイブリッド、ハイブリッド、ターボエンジンのそれぞれで“OVERTRAIL”の走りを堪能することができます。ユーザーの好みや使用環境に合わせて幅広い選択肢が用意されているのは有り難いです。

今回はレクサスの「OVERTRAIL PROJECT」を代表する二台を紹介しましたが、レクサスのモデルで国内で最も売れているRXや、外部給電機能を搭載したRZに本PROJECT のコンセプトモデルが既に発表されており、今後はグレード追加や限定モデルの発売も予想されます。今後のOVERTRAIL PROJECT の動向に期待しましょう。

【展示車スペック①】
車種：レクサス GX550（VJA252W型）
グレード：OVERTRAIL+
エンジン：V型6気筒 3.444 L ツインターボ
最高出力：353ps
最大トルク：66.3kgm
年式：2024年式
ボディカラー：ムーンデザート＆ブラック
全長×全幅×全高：5,015mm×2,000mm×1,925mm
車両本体価格：12,350,000円

【展示車スペック②】
車種：レクサス NX450h+（AAZH26型）
グレード：OVERTRAIL
エンジン：直列4気筒 2.487 L ハイブリッド
最高出力：185ps
最大トルク：23.2kgm
年式：2024年式
ボディカラー：ムーンデザート
全長×全幅×全高：4,660mm×1,865mm×1,675mm
車両本体価格：7,725,000円

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