フェラーリ・849テスタロッサ ディーラー日本初公開!

往年の名車、テスタロッサが復活!?

9月に発表されたばかりのフェラーリの新型モデル「849テスタロッサ」が、フェラーリ正規販売店である「ニコル・コンペティツィオーネ」プレオウンドショールームにて披露されました。「好機逸すべからず」ということで、早速ショールームを訪れてみました。

今回お披露目された「849テスタロッサ」は、モデル自体はプラグインハイブリッド車で、SF90ストラダーレの後継モデルに相当します。車名の由来は「849」は8気筒エンジンで1気筒あたり499ccの排気量を示し、「テスタロッサ」は1980年代に登場したフェラーリ・テスタロッサをインスパイアしてその名が受け継がれました。1980年代に発売されたテスタロッサはサイドフィンが特徴的なデザインでしたが、本モデルはデザインではなく、テスタロッサのエンジンが70周年を迎えるとのことで、その名前が受け継がれたとのことです。

849テスタロッサ

リヤには「ツインテール」と呼ばれた可動式のスポイラーが装着されており、1970年のレーシングモデル「512S」からインスパイアされたデザインとのことです。個人的にド派手なリアウイングは迫力があって好きですが、控えめなリヤスポイラーも嫌いではありません。

パワーユニットである4リッターV8ツインターボエンジンの最高出力は、先代のSF90ストラダーレよりも50馬力アップの830馬力ですが、これに加えて3基の電気モーターが加わることでシステム最高出力1,050馬力を発生します。最近のスーパーカーは1,000馬力超えが増えてきた印象です。

849テスタロッサ

元々このショールームでは認定中古車が取り扱われているので、「849テスタロッサ」以外にも展示されている認定中古車も見てみます。
展示されていた1台は、「フェラーリの赤」と言い換えても良い「ロッソ コルサ」のSF90 ストラダーレ。インテリアもロッソのため統一感があり、センスある一台になっています。

SF90ストラダーレ

展示されていたもう1台も同じくSF90 ストラダーレ。ボディカラーのグリジオシルバーストーンは深みのあるメタリックグレーで、落ち着きのある上品なカラーです。インテリアはネロというブラックカラーで、エクステリアともマッチしていました。同フロアに2台もSF90ストラダーレを展示していたのは、「849テスタロッサ」の先代モデルとしてディーラー側がお薦めしたかったのかもしれません。

SF90ストラダーレ

2階に上がると、たくさんの認定中古車のフェラーリが! セールスの方のご配慮で在庫車両をじっくり見させてもらいました。どのモデルも流麗なシルエットがとても美しいです!

ニコル・コンペティツィオーネ

ニコル・コンペティツィオーネ

「849テスタロッサ」には展示車のクーペモデルに加えてスパイダーモデルが設定されており、車両価格はクーペが6,000万円台、スパイダーが7,000万円台とかなり高額になっています。日本には2027年からデリバリーが開始されますが、既にオーダーも相当数入っているとのことで、これだけ高額でも欲しい方がたくさんいらっしゃることに驚きました。公道で見られるのは少し先になりますが、走行している姿を早く見てみたいと思います。

849テスタロッサ

【展示車スペック】
車種:フェラーリ・849テスタロッサ
グレード:—
エンジン:V型8気筒 3.990 L ツインターボ + モーター×3
システム最高出力:1,050ps
最大トルク:842Nm
年式:—
ボディカラー:?
全長×全幅×全高:4,718mm×1,999mm×1,225mm
車両本体価格:64,650,000円

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