レクサスLBX 試乗レビュー

レクサス最小のクロスオーバー、LBXをテストドライブ

「小さな高級車」として昨年発売されたレクサスLBX。なかなか試乗する機会に恵まれなかったのですが、「LEXUS MEETS…」で試乗することができましたので、コンパクトラグジュアリーと呼ばれたLBXを簡潔にレビューしたいと思います。

LBX

ボディカラーのレッドスピネルは、レクサス車のエクステリアカラーでは初めて設定されました。鮮やかさと華やかを兼ね備えた綺麗な赤色です。テールランプは、レクサスのアイコンとされている「Lシェイプ一文字シグネチャー」が採用されています。

LBX

いざ走り出してみたところ、コンパクトなボディサイズのため取り回しが良く、視界も広くて運転しやすいクルマという印象でした。少し運転が苦手な人や初心者の方でも、扱いやすいクルマだと思います。足回りもサスペンションがしっかり仕事をしていて、乗り心地も十分満足できます。

試乗コースに直線が多かったので残念に感じられたのが、3気筒エンジンから発せられるエンジンサウンドです。直線で加速を続けると、そのサウンドには余裕の無さが感じられ、高級車を名乗るクルマとしては不満な点でした。競合車に負けないよう改善を図ってもらいたいところです。

LBX

インテリアの検証をすっかり忘れておりましたが、筆者の様にレクサス車に乗り慣れているユーザーはもちろん、そうでない方でもセンターディスプレイやスイッチ類の使い勝手が良いため、悩まずとも各機能の操作は容易にできると思います。

LBX

今回の試乗車はAWDでしたが、LBXには各グレードにFFも設定されているので、機会があれば乗り味を比べてみたい思います。LBXの価格は国産コンパクトカーとしては高額な部類に入りますが、レクサスブランドの中では購入しやすい価格設定であり、コンパクトなサイズ感で使い勝手の良さが魅力です。現在、クルマの購入を検討されていて、同クラスのクルマをお探しの方は、このLBXを候補の一台に入れておくのが正しい選択かと思います。

LBX

【試乗車スペック】
車種:レクサス LBX(MAYH15型)
グレード:Relax
エンジン:直列3気筒 1.490 L
エンジン最高出力:91ps
モーター最高出力:フロント94ps/リヤ6ps
エンジン最大トルク:12.2kgm
モーター最大トルク:フロント18.9kgm/リヤ5.3kgm
年式:2023年式
ボディカラー:レッドスピネル
全長×全幅×全高:4,190mm×1,825mm×1,545mm
車両本体価格:4,600,000円

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