エキサイティング ポルシェ2022(空冷編)
年式問わず、魅了するポルシェ
毎年11月に横浜赤レンガ倉庫で開催される「エキサイティング ポルシェ」に行ってきました。毎年約150台のポルシェが展示されますが、参加枠がすぐに埋まると聞く人気イベントです。昨年はボディカラーごとに展示されていましたが、今年は例年通りのモデル毎の展示に戻っていました。このイベント記事を911搭載エンジンの「空冷」と「水冷」に分けてレポートして、今回は「空冷」を紹介していきます。
<2021年の「エキサイティング ポルシェ」の記事はこちら>
911(初代)901型
901型が販売されていたのは今から約50年前ですが、このイベントにエントリーされているモデルはどれも状態が素晴らしく、年数を感じさせないことにいつも驚かされます。
911(3代目)964型
リアスポイラーが電動格納式になったのはこのモデルからのようで、今では珍しくないですが、当時では画期的な装備だったようです。
911(4代目)993型
空冷エンジンを採用した最後の911であり、歴代の中でも人気の高いモデルです。
マネージャーさんとお二人で名古屋から遠征されている、「なぞのくまちゃん」さんのタルガトップ。昨年はボクスター 25イヤーズ、一昨年は同モデルでエントリーされていて、このイベントの常連さんです。
その他のポルシェ
昨年も展示されていましたが、実際に警察で使用されていたポルシェ 912 パトロールカー。全国で4台しか導入されておらず、現存しているのはこの一台のみという希少なモデルです。ナンバープレートは伏せますが、クスッと笑える粋なナンバーになっています。
こちらも30年以上は経過していると思われるポルシェ 944。ポルシェでは珍しいリトラクタブルライトを採用したモデルです。
ショップ デモカー
当然ですが、主にポルシェ専門店が出展されていました。
エヌドライブさん
S-LINE AGさん
サンライズブルーバードさん
今回のイベントでは、同会場で別イベントが同時に開催されていた影響で、赤レンガ倉庫周辺に人が多く集まり過ぎてしまい、特にポルシェチューナーの「シュトロゼック」展示エリアに、別イベントの観客が覆うような形になったため、「シュトロゼック」モデルを見ることが困難な状態でした。今後はできれば同じ会場で2つのイベントの同時開催は避けてほしいというのが、個人的な感想です。
次回は空冷エンジンとボクスター/ケイマンを中心にリポートしていきます。