エキサイティング ポルシェ2022(水冷編)

個性派なポルシェが勢ぞろい

11月に横浜赤レンガ倉庫で開催された「エキサイティング ポルシェ」。前回の記事ではポルシェ・911の「空冷エンジン」モデルをメインに紹介していきましたが、今回は「水冷エンジン」モデルと、ボクスター/ケイマンをリポートしていきます。

911(5代目)996型

この996型以降、エンジンは従来の空冷から水冷に変わったのが大きな特徴です。マイナーチェンジで、エクステリアの印象も大きく変わりました。

996

996

911(6代目)997型

この6代目の997型では、ポルシェらしい丸形ヘッドライトが復活しました。原点回帰したような雰囲気があります。

997 GT3

997 GT3

911(7代目)991型

マイナーチェンジでこれまでの自然吸気エンジンに代わり、ダウンサイジングされたターボエンジンが搭載されたという異色のモデルですが、人気が高く、セールスとしては成功を収めています。

991

スペシャルエクステリアカラー「クレヨン」のタルガ4GTSとGT3。

991

991 GT3

991 GT3RS

リザードグリーンのGT3 RS。ここまでグリーンが似合うスポーツカーは、他にはないのではないでしょうか。ボディサイドの「GT3 RS」ロゴストライプも、存在感を増すのに一役買っています。

991 GT3RS

一番手前に展示されているのは、991型のファイナルモデルとして登場した911 スピードスター。ポルシェ創業70周年を記念して、2018年に1948台限定で販売されました。普通に展示されていますが、かなり希少なモデルです。

911 スピードスター

911(8代目)992型

現時点では最新の911で、個人的にこのモデルの特徴だと思っているのは、横一文字のテールランプ。初めは見慣れない感じでしたが、今見ると非常に魅力的です。「最新のポルシェが最良のポルシェ」という言葉通り、デザイン、スペックともに、現時点でのベストなポルシェかもしれません。

992 タルガ4

992

992

ボクスター/ケイマン

718ケイマンGT4は、718ケイマンが発売から3年後の2019年に登場しました。エンジンは水平対向4気筒ターボから、水平対向自然吸気6気筒へと置き換えられ、元のエンジンに戻ったような印象です。自然吸気エンジンが搭載されるモデルは、これが最後という噂もあります。

ケイマン GT4

987 ケイマン

987 スパイダー

981 ボクスター

シルバーのストライプが抜群に格好良い718スパイダー。個人的には今回の展示車で一番好きなモデルです。

718スパイダー

今回はポルシェの電気自動車、タイカンは2台のみ展示されていました。今後、ポルシェの電気自動車のラインナップも増え、近い将来はこのイベントのポルシェが電気自動車で埋まり、内燃機関のモデルの方が珍しいと言われるような時代が来るかもしれません。そのような時代が来るのが嬉しいのか、少し残念なのか複雑な気持ちです。

タイカン

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