TOM’S GR86 TSをテストドライブ!16年振りのマニュアル車!

マニュアル車のみの試乗会に参加!

今回、「TOM’Sコンプリートカー大規模展示会&試乗会」に参加してきました。試乗車両は「TOM’S GR86 TS」「TOM’S GR YARIS TSS300」「TOM’S GR YARIS TSS340」の三台から選択可能ですが、筆者は発表されたばかりの「TOM’S GR86 TS」を選択しました。ちなみに試乗車は全てマニュアルトランスミッション(以下MT)になります。会場は今年5月にオープンしたばかりの「ARTA」のコンセプトストア「ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS」で、店内にはTOM’Sコンプリートカーが多数展示されていました。入口付近では「TOM’S LEXUS LC500 Convertible」がお出迎えです。

TOM'S LEXUS LC500 Convertible

エアアウトレットが設けられたオーバーフェンダーでワイドボディになり、存在感が増しています。機能性の高いカーボン素材のディフューザーが多数装着されています。

TOM'S LEXUS LC500 Convertible

ショーファードリブンカーの印象が強いセンチュリーですが、TOM’Sのカスタマイズでドライバーズカーに変貌した「TOM’S CENTURY」。上質感とスポーティが共存したようなモデルです。

TOM'Sセンチュリー

TOM’S

TOM’S

TOM’S SUPRA」は先程の「TOM’S LEXUS LC500 Convertible」と同様で、カーボン素材のディフューザーとワイドボディに迫力を感じます。オリジナルGTウィングも高い空力性能を発揮してくれそうです。

TOM'S SUPRA

TOM’Sのコンプリートカーに交じって展示してありましたが、このモデルは「ARTA MECHANICS」が手がけた「GR86」ベースのカスタムカー「VIGALE(ヴィゲイル)」です。一目では「GR86」がベースとは分からないスタイリングになっています。

ヴィゲイル

TOM’S

こちらが筆者が試乗する「TOM’S GR86 TS」です。前述の通りこのモデルはMT車になりますが、筆者が16年前にマツダ・ロードスターを手放して以降、MT車は一度も運転していなかったので、まともに運転できるのか不安が大きかったです。とにかくエンストしないように、発進時は恐る恐るクラッチとシフトを合わせていきました。無事に発進できた後は当時の運転感覚を徐々に思い出し、MT車特有の「操る楽しさ」を感じ始めたので、それを察した同乗スタッフの方が「良かったら2周目どうぞ」とご厚意でおっしゃってくださったので、お言葉に甘えて試乗コースを2周させていただきました。

TOM’S GR86 TS

MT車の感想ばかりで、このモデルについて全然触れていませんでしたが、交差点を曲がるだけでも気持ち良く感じられるハンドリングや着座位置の低さは、まさにスポーツカーという印象でした。それにTOM’Sが手を加えることによって、トムス・バレルから奏でられる上品なエンジンサウンドやワイドアンドローなスタイリングが実現され、ベースモデルのGR86とは別物のクルマになっているというのが率直な感想です。
試乗車よりもMT車としての感想がメインになってしまいましたが、久々にMT車のギアチェンジができて運転の楽しさを感じることができました。そんな筆者の気分を察したのか、試乗後に同乗スタッフの方から「ヤリスの方も試乗してみますか?」とお薦めされましたが、MT車の運転が病みつきになりそうなので丁重にお断りしました。大半の方がMT車の運転から遠ざかっているかと思いますが、MT車を運転する機会があれば、改めて運転してみるとAT車とは違った楽しさが発見できるかもしれません。

TOM’S GR86 TS

【試乗車スペック】
車種:TOM’S GR86 TS(ZN8型)
グレード:—
エンジン:水平対向4気筒 2.387 L
最高出力:235ps
最大トルク:25.5kgm
年式:2023年式
ボディカラー:フレイムオレンジ
全長×全幅×全高:4,265mm×1,775mm×1,310mm(ベース車両)
車両本体価格:6,000,000円~

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