レクサス RC・RC F に“Final Edition”登場!【RC F編】
200台限定だと即完売は必至か!
先日、レクサス RC・RC F の生産終了が発表されました。クーペは販売面で苦戦が続いているため生産終了は既定路線とも言われていたのですが、それを覆すことは難しかったようです。 RC・RC Fは2014年に発売以降、マイナーチェンジは実施されたものの、一度もフルモデルチェンジをすることなく、ついに終売を迎えることになりました。それに伴い、レクサスはRC・RC Fにそれぞれ“Final Edition”を設定することも発表しましたので、まずは最後の”F”モデルとなったRC Fから仕様をチェックしていこうと思います。
通常のRC Fにはトップグレードに“Performance package”が設定されていますが、“Final Edition”にはその“Performance package”に装備されている「カーボンフロントスポイラー」「カーボン大型ロッカーフィン」「カーボンリヤディフューザー」が装着されています。
エンジンは高精度チューニングエンジン・リヤディファレンシャルが採用され、より走りを追求した仕様になっています。
ボディカラーは新規色ではないですが、“Final Edition”にはソニックイリジウムが追加設定されました。金属感のある高輝度シルバー色で、高級感と美しさを兼ね備えたカラーです。ドアミラーはブラック塗装にスモーク塗装を加飾した特別仕様になっているのも粋な設定です。
足回りのレッドブレーキキャリパーとホイールのデザインは“Performance package”と同じ仕様ですが、異なる点もあり、ホイールの塗装がマットブラックからメタルスターグロスブラックの塗装になった点と、カーボンセラミックブレーキからスリット入りブレーキローターに変更されていました。
“Final Edition”専用のインテリアカラーは「ブラック&フレアレッド」となっており、クルマに乗り込むだけでスポーティな気分を味わえます。
フロントコンソールにはカーボン製の“Final Edition”ネームプレートが付きます。より希少性の高さを求めるのであれば、このプレートに200台限定のシリアルナンバーが刻まれているとより良かったですね。
RC Fには“Performance package”“Carbon Exterior package” 及びベースグレードの全3グレードの設定でしたが、現時点では“Final Edition”のみの販売となり、通常の3グレードは既に購入できません。また、RC F “Final Edition”は200台の限定発売となるため、購入は狭き門かもしれません。最近のレクサスの限定車は抽選販売が多かったですが、今回は先着順のようなので気になる方はお早めにレクサスディーラーにお問い合わせください。
次回の記事ではもう一つの“Final Edition”、RCの仕様をチェックしていきます。
【展示車スペック】
車種:レクサス RC F(USC10型)
グレード:“Final Edition”
エンジン:V型8気筒 4.968 L
最高出力:481ps
最大トルク:54.6kgm
年式:2025年式
ボディカラー:ソニックイリジウム
全長×全幅×全高:4,710mm×1,845mm×1,390mm
車両本体価格:13,600,000円