都内にできたポルシェの2大新スポット
都民のポルシェオーナーが増えそう…
①ポルシェセンター高輪
「ポルシェセンター銀座」が港区高輪に移転して、「ポルシェセンター高輪」として新規オープンしました。場所は国道15線沿いですが、同じ道沿いにはレクサスの旗艦店である「レクサス高輪」が1kmも無い距離にあるため、モデルによっては競合することが予想されます。
スタッフの方に店舗フロア1階には新車が展示されていると説明をしていただいたので、じっくり拝見させていただきました。7台の新車が展示されていたため、ポルシェ全6モデルフルラインナップ展示かと思いましたが、パナメーラだけが展示されておらず… 代わりに911がGTSとカレラ、カイエンが通常カイエンとカイエンクーペの2台が展示されていました。
2階は認定中古車の展示フロアになっており、展示されている各モデルがカラフルなボディカラーなので、ショールーム内が華やかになります。
期間限定のようですが、スーパー耐久参戦中のケイマンGT4 RS クラブスポーツが特別展示されていました。今シーズンの第一戦を終えた実際の車両ということです。レース参戦車両と言えば派手なラッピングがされていますが、どうやら今後に仕様を変えていくようです。
②ポルシェスタジオ日本橋
「ポルシェセンター高輪」とほぼ同時期に、東京・日本橋に「ポルシェスタジオ日本橋」がオープンしました。こちらはポルシェセンターよりも気軽に来店してもらえるコミュニティスペースを意識した店舗となっていながら、ポルシェセンターと同様に新車の購入も可能になっています。
ポルシェセンター高輪と同じく、こちらでもEVのタイカンが展示されていました。マカンと718の次期モデルはEVでの登場を予定しているとの噂なので、ポルシェ各モデルのEV化が加速していきますが、唯一、911は伝統を重んじて、今後もガソリンエンジンを継続していくとのことです。
ポルシェのモデル別販売構成比では、タイカンの販売は国内では20%程度に留まっているのに対し、海外では40%を占めており、これは海外と比べると日本の充電設備などのインフラ整備の遅れが原因のようです。国内トップシェアメーカーのトヨタが今年に入って16台のEVを発表したので、EVの数が増えるにつれて、日本国内のインフラ整備も進んでいくことを期待したいと思います。
ポルシェスタジオの話に戻しますが、本施設の設置は日本国内では初出店とのことで、今後は日本橋でのショッピングのついでにポルシェを体感できるようになり、タッチポイントしての役割が大きくなりそうです。今夏には2店舗目の「ポルシェスタジオ銀座」の出店も予定されており、都民のポルシェファンやポルシェオーナーが、今後増えていきそうな予感がします。