レクサス「RZ SPORT CONCEPT」は、ただのBEVではない!
RZをスポーティにカスタマイズ!
東京オートサロンに出展されたレクサスのコンセプトカーの一台で、同ブランド初のBEV専用モデル「RZ」をベースにカスタマイズされたのが、「RZ SPORT CONCEPT」です。オートサロン終了後、翌日には「LEXUS MEETS…」で展示されていましたが、オートサロンの会場から実際に移動されてきた車両とのことです。
「RZ SPORT CONCEPT」はレーシングドライバーの佐々木雅弘選手が監修したモデルで、車高はベースモデルより35mmダウンされ、専用エアロパーツが装着されるなど、スポーツカーのようなスタイルのSUVに変貌しています。
ベースモデルから最高出力がアップされたモーターが搭載されており、走行性能にも抜かりがありません。また、大きなエアアウトレットが設けられたボンネットが装備され、冷却効果に一役買いそうです。
リアにはSUVとは思えないような、派手な二段構えのカーボンスポイラーを装着されており、高い空力性能が期待できます。
ボディカラーはまだ既存の量産車には存在すらしていない、コンセプトカー用に作られた「HAKUGIN」というホワイトカラーが採用されています。また、ボディ各所のブルーのアクセントカラーが、クリーンなイメージを想起させます。
21インチのホイールは、レイズ製のボルクレーシング。ちなみにブルーのブレーキキャリパーは、レクサスでは初採用とのこと。ブレーキキャリパーのカラーバリエーションはまだ少ないので、量産車への展開にも期待したいところです。
室内に乗り込むことができなかったので、車外からインテリアを撮影しましたが、4座にレカロ製フルバケットシートを装備しており、後部座席まで採用するという面白い発想です。
コンセプトモデルですので、量産車として登場する可能性は低いですが、このモデルに近い形でRZが発売されるのであれば、スポーツカー好きの筆者としては、購入検討にも入ってきそうなモデルです。発売時期はおろか、価格すら公表されていないRZではありますが、今から発売するのがとても楽しみになってきました。
【展示車スペック】
車種:レクサス RZ SPORT CONCEPT
グレード:—
モーター:交流同期電動機
最高出力:402ps
最大トルク:未計測
年式:—
ボディカラー:HAKUGIN
全長×全幅×全高:4,883mm×1,985mm×1,600mm
車両本体価格:—