レクサスCT 最後の特別仕様車登場!
お疲れ様、レクサスCT
レクサスCTが2022年10月をもって生産を終了することが発表されました。CTはハイブリッド専用のハッチバックモデルとして2011年に発売され、2022年までの11年間に一度もフルモデルチェンジすることなく、一代でその生産を終えることになります。ちなみにCTはレクサスの全ラインナップ中、最もコンパクトなモデルであるため、機械式駐車場でも難なく収納することが可能です。
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そのレクサスCTが生産終了の発表と同時に、最後の特別仕様車「Cherished Touring」(チェリッシュト ツーリング)が設定され、同日より販売が開始されました。メーカーの公式発表はありませんが、この特別仕様車の名称は、おそらく「Cherished Touring」から由来されたと推測されます。では、CT200h「version C」をベースにしたと言われるこの特別仕様車をチェックしていきます。
特別仕様車専用のスピンドルグリル。最近似たようなグリルを見た記憶があると思っていたら、RXの特別仕様車「Elegant Tourer」でも採用されていたシルバー塗装のグリルでした。フロントフォグランプベゼルもシルバー塗装されおり、エレガントな雰囲気が漂います。
ボディカラーは全6色ですが、内2色は特別仕様車専用のツートーンカラーで、この展示車も「ソニッククォーツ」の白色のボディに、「ソニックチタニウム」の銀色のルーフとなっていました。ちなみにツートーンルーフは、77,000円のメーカーオプション扱いになります。
インテリアはクリムゾン&ブラックというカラーリングに、アクセントにクリムゾンステッチが各所に施され、上質な空間が演出されています。
今後レクサスにとっては、ドイツ勢に対抗するコンパクトクラスのモデルラインナップは必要になるはずです。レクサスCTはこれで終焉を迎えますが、このまま消滅とはせずに、CTの思想を継いだ次期モデルの登場を待ち望みたいと思います。
【展示車スペック】
車種:レクサス CT200h (ZWA10型)
グレード:特別仕様車「Cherished Touring」
エンジン:直列4気筒 1.797 L (ハイブリッド)
最高出力:99ps
最大トルク:14.5kgm
年式:2022年式
ボディカラー:ソニックチタニウムルーフ&ソニッククオーツ
全長×全幅×全高:4,355mm×1,765mm×1,460mm
車両本体価格:4,223,000円