果たしてレクサスLBXは買いか？

レクサス LBXの魅力とは

昨年11月に、レクサスの新型モデルLBX が発売になりました。発売後一、二ヶ月は展示車も試乗車も無い状況でしたが、その後は各ディーラーに配備されて、現在では落ち着いてLBXの実車を見たり、試乗したりできるようになりました。昨年にプロトタイプモデルが「レクサスインターナショナルギャラリー青山」に期間限定で展示されましたが、今回はその時以来の実車確認となりました。

<以下のリンク先の最後に、LBXプロトタイプモデルについての掲載があります>

新しいフェラーリのショールームを訪問

これまではレクサスの現行ラインナップで最もコンパクトなサイズのモデルはUXだったのですが、LBXの登場によりラインナップ最小の座は、LBXに取って代わる事になりました。若年層や女性のユーザーを意識したボディサイズだと想定されます。

レクサスのモデルの大半が、“F SPORT”や“version L” というグレード名称が付いていますが、このLBXには例外的に“Cool”と“Relax”というこれまでは違うグレード名称が付いています。この2つのグレードには内外装のデザインに違いがあり、“Cool”はスポーティ、“Relax”はラグジュアリーな仕様となっています。車両価格は両グレード共に460万円（2WD）と同額で、価格に左右されずにグレードの選択が可能です。また、内外装のカラーやアルミホイール、シート配色からステッチ色まで自分好みの仕様に仕上げることができる“Bespoke Build”というグレードも550万円（2WD）で設定されていますが、わずか100台限定の抽選販売だったため、あっという間に完売してしまったとのことです。

率直に申し上げると、このボディサイズと1.5Lエンジンで車両価格が460万円スタートはやや割高な印象を受けました（UX300hのベースグレードは2.0Lエンジンで455.9万円）。もちろん最新の先進機能が搭載されたモデルだという認識はあるものの、レクサスのエントリーモデルとしてはもう少しお値打ち価格でも良いかと思いました。今回は展示車を拝見しただけですが、別の機会で試乗した際に今回の印象が変わることを期待したいと思います。

【展示車スペック】
車種：レクサス LBX（MAYH10型）
グレード：Cool
エンジン：直列3気筒 1.490 L
エンジン最高出力：91ps
モーター最高出力：フロント94ps/リヤ6ps
エンジン最大トルク：12.2kgm
モーター最大トルク：フロント18.9kgm/リヤ5.3kgm
年式：2024年式
ボディカラー：ソニッククロム＆ブラック
全長×全幅×全高：4,190mm×1,825mm×1,545mm
車両本体価格：4,600,000円

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