レクサスと機械式駐車場の関係性

レクサスのモデルラインナップも様変わりし、再び考えてみる

3年前に同企画の記事を書きましたが、この記事のアクセス数が非常に多く、皆様の関心の高さがうかがえました。そこで3年経過したことで当時と比べてレクサスのモデルラインナップもかなり変わりましたので、改めて本企画を少しタイトルを変更して記事にしようと思います。

前回は機械式駐車場(以下:機械式)の車幅制限が全幅1,850mmを基準としたランキング形式としましたが、それ以上とそれ以下のサイズの機械式も多数存在し、従来機よりもパレット内の有効幅が広くなった新型機も登場しています。そこで今回は特に基準は設けず、現在のレクサスのラインナップで全幅が短いほど上位とするランキングを作成したので、機械式に駐車できるかを判断基準としていただければと思います。公式なものではなく個人が調べたものですので、参考程度にご覧ください。

なお、ランキングの条件は以下の通りとします。
・レクサスのモデルラインナップは2024年7月現在のもの
各車種のサイズはベースグレード、標準の駆動方式とします
・オプションや社外品のエアロパーツ等の外装パーツが未装着のサイズ
・全幅が同値の場合は、全長の値が低い方を上位とする
・ヨットのLYは対象外とする

では、ランキングを見ていきます。

圏外
LX
 全幅1,990mm(全長5,100mm・全高1,885mm)
LC 全幅1,920mm(全長4,700mm・全高1,345mm)
LS 全幅1,900mm(全長5,325mm・全高1,450mm)
LM 全幅1,890mm(全長5,125mm・全高1,955mm)
GX 全幅2,000mm(全長4,970mm・全高1,925mm)
RX 全幅1,920mm(全長4,890mm・全高1,700mm)

ラグジュアリーモデル(頭文字Lのモデル)の4台と通常販売を控えているGXは、もはや機械式駐車場に駐車することを想定していないモデルです。売れ筋モデルのRXも先代モデルから全幅が25mm拡大し、機械式での駐車は困難でしょう。この中で唯一クーペであるLCが他のモデルよりも全長と全高の数値が小さいため、機械式のサイズによっては駐車も可能でしょう。

LC500

RX

第8位
RZ 全幅1,895mm(全長4,805mm・全高1,635mm)
第7位
ES 全幅1,865mm(全長4,975mm・全高1,445mm)
第6位
NX 全幅1,865mm(全長4,660mm・全高1,660mm)

8位から6位までの車種は全車1,850mm以上の全幅となっており、一般的な機械式には駐車が困難です。NXは2021年のフルモデルチェンジに伴って20mm全幅が拡大され、車幅制限1,850mmの機械式には駐車できなくなってしまいました。筆者の父が所有車を初代NXから2代目NXに乗り換えができずUXに変更したのも、この全幅拡大が理由でした。

NX

第5位
RC F 全幅1,845mm(全長4,710mm・全高1,390mm)
第4位
IS 全幅1,840mm(全長4,710mm・全高1,435mm)
第3位
RC 全幅1,840mm(全長4,700mm・全高1,395mm)
第2位
UX 全幅1,840mm(全長4,495mm・全高1,540mm)※UX300eと同サイズ

第5位以下は一般的な機械式(車幅制限が1,850mm)に収まる車種になります。ただ、この5位から2位の車種は全て現行モデル登場からモデルチェンジが行われないまま年数が経過しており、「全幅」拡大傾向以前の車種ということになります。それだけモデル自体がやや古いのが難点でもあります。

IS

第1位
LBX 全幅1,825mm(全長4,190mm・全高1,545mm)

前回1位のCTは2022年に生産終了し、代わって昨年発売された新型車のLBXが第1位となりました。コンパクトなボディサイズは機械式にも適しており、「最新の安全機能を搭載した、機械式に駐車可能なレクサス車」を検討しているユーザーには、間違いなくお薦めの一台になります。

LBX

番外
LFA 全幅1,895mm(全長4,505mm・全高1,220mm)

最後に番外として紹介するのはLFAです。2012年に生産を終了をしている車種のため、もちろんランキング対象外ですが、現時点でレクサス唯一のスーパーカーのサイズを検証してみました。全幅は第8位のRZと同値、全長は第2位のUXに次ぐ値で、一般的なスーパーカーと比べるとコンパクトなサイズです。機械式のサイズによっては、駐車可能なスーパーカーでもあります。

LFA

ランキングを作成していて実感しましたが、クルマ自体の全幅拡大傾向に伴い、機械式に駐車できる車種が徐々に減少しています。レクサスの車種に限りませんが、クルマの全幅拡大が落ち着かないと、機械式に駐車できなくなるだけでなく、特に日本では道幅が狭い箇所も多く存在するので、全幅拡大もそろそろ見直しをしてもらいたいものです。

LFA

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