ポルシェとメルセデスの展示車をチェック!
ポルシェ911 50thアニバーサリー・エディション
少し前の話になりますが、ポルシェスタジオ銀座に展示されていたポルシェ911を見に行きました。展示車両は2013年に初代911から50周年を記念して発売された、911 50thアニバーサリーエディションです。初代が発表されたのは1963年のため、年数にちなんで1963台が限定生産された希少モデルです。
991型カレラSをベースにしながら、カレラ4やターボのワイドボディを採用。初代911のイメージを彷彿させたフックス社製の鍛造20インチホイールが標準装備されているなど、特別なモデルになっています。
50thアニバーサリーのエンブレムが装着されており、プレミアム感が強調されています。
ちなみに展示車両は認定中古車であるにも関わらず、販売不可とのことでした。限定生産のため市場でも数少ないモデルだけに、今後の行き先が気になるモデルです。
【展示車スペック】
車種:ポルシェ 911(ABA-991MA103型)
グレード:50th アニバーサリーエディション
エンジン:水平対応6気筒 3.799 L
最高出力:400ps
最大トルク:44.9kgm
年式:2014年式
ボディカラー:グラファイトグレー
全長×全幅×全高:4,500mm×1,855m×1,285mm
車両本体価格:17,120,000円
メルセデスAMG SL43
こちらも少し前の話ですが、メルセデス ミー 大阪に展示されていた、2022年10月に日本国内で発売されたメルセデスAMG SL43です。これまでのメルセデス・ベンツではなく、メルセデスAMGとして登場したため、スポーティ要素が強くなったと言えます。
SLは先代、先々代は電動メタルトップでしたが、展示車から見られるようにレッドカラーのソフトトップに変更になっています。ソフトトップのカラーはその他にもブラックとグレーが設定されています(レッドとグレーはオプション設定)。
インテリアは、中央にあるメディアディスプレイが目立ちます。走行中に見た訳ではありませんが、これくらいサイズが大きい方がディスプレイに表示される情報は見やすいかもしれません。
市販車では世界初となる電動ターボチャージャー「エレクトリック・エグゾーストガス・ターボチャージャー」が採用されました。この技術はメルセデスAMG F1の実績を基にしているというのだから、信頼性の高いシステムだと窺えます。
今回はメモリアルなポルシェと、最新型のメルセデスAMGのドイツ車2台をチェックしました。本来であればライバル同士になるモデルですが、発売された時期が異なるため、直接的なライバルという見方はせず、それぞれの特徴的な部分を見比べさせてもらいました。言うまでもなく、ポルシェとメルセデスAMG、どちらも魅力的なスポーツカーであることは間違いありません。
【展示車スペック】
車種:メルセデスAMG SL43 (4AA-232450C型)
グレード:—
エンジン:直列4気筒 1,991Lターボ
最高出力:381ps
最大トルク:48.9kgm
年式:2022年式
ボディカラー:AMGモンツァグレーマグノ
全長×全幅×全高:4,700mm×1,915mm×1,370mm
車両本体価格:16,480,000円